JOURNAL
ENoneがこれから目指すこと。
仕事を続ける中で支援事例も少しずつ増え、ENoneとして大切にしたい考え方も、以前よりはっきりしてきました。
「何ができるのか」だけではなく、
なぜENoneをやっているのか。
どんな考え方で、お客様の事業と向き合っているのか。
この記事では、ENoneの仕事に向き合う姿勢と、これから目指していきたい姿についてお伝えします。
前職での経験が、今のENoneの土台に
独立する前、わたしは制作会社でディレクターやコーダーとして、さまざまなWebサイト制作に携わっていました。
Web制作の基礎はもちろん、実務の進め方や品質への向き合い方、お客様の要望を形にすることなど、本当に多くのことを学ばせてもらいました。
今、自分でENoneという事業を続けられているのも、その会社で経験を積ませてもらえたからこそだと思っています。
今でも感謝していますし、そこで過ごした時間は、自分にとって大切な財産です。
その一方で、さまざまな案件に関わっていく中で、自分自身の中に少しずつ芽生えてきた思いがありました。
それは、
「制作物をつくることだけでなく、その先にある事業の成果まで、もっと深く考えたい」
ということです。
Webサイト制作の仕事には、当然ながら納期や品質、成果物としての完成度など、守るべき責任があります。
その仕事にしっかり向き合うこと自体、とても大切なことです。
ただ、案件によっては、お客様の話を聞きながら、
「本当に今、Webサイトを作ることが一番必要なんだろうか」
と考えることもありました。
Webサイトを作る目的は、本来、サイトを完成させることそのものではありません。
新しいお客様を増やしたい。
問い合わせを増やしたい。
売上を伸ばしたい。
採用を強くしたい。
その先にある事業上の目的を実現するための、一つの手段としてWebサイトがあります。
だからこそ、もっとお客様の事業について知りたい。
どんなお客様が来ているのか。
今、何に困っているのか。
どんな強みがあるのか。
どこで成果が止まっているのか。
そういったことまで理解したうえで、本当に必要な方法を一緒に考えたいと思うようになりました。
その経験や思いが、今のENoneの仕事の仕方につながっています。
手段ではなく、事業から考える
ENoneでは、Webサイト制作そのものをゴールにはしていません。
まず、お客様の事業をできるだけ理解することから始めます。
事業内容。
顧客。
サービス。
商圏。
現在の集客方法。
営業や現場の状況。
すでに行っている施策。
そうした全体を見たうえで、課題を整理し、何を優先するべきかを考えます。
その結果、Webサイトを作ることもあります。
Googleマップを改善した方がいいこともあります。
口コミへの取り組みが必要な場合もあります。
SNSやLINE、広告など、別の方法を選ぶこともあります。
今後はさらに、Webという枠だけにこだわるつもりもありません。
業務改善やAI活用なども含め、その事業にとって必要であれば、できることを広げていきたいと思っています。
大切にしたいのは、
「自分が何を提供できるか」から考えるのではなく、
「この事業には今、何が必要なのか」から考えること。
ENoneでは、その姿勢を大事にしています。
実際に、事業の変化が見える仕事へ
独立してからは、お客様と直接話し、事業について聞きながら支援できる機会が増えました。
Googleマップを継続して改善していく中で、表示回数などの数字が伸び、
「Googleマップを見て来ました」
と実際のお客様から言われるようになったケースもあります。
また、Googleマップの口コミ評価が1.9ほどだった状態から支援を続け、4に近い評価まで改善し、とても喜んでいただいたこともありました。
もちろん、数字だけですべてを判断できるわけではありません。
一つの施策だけで事業のすべてが変わるわけでもありません。
それでも、自分が関わった仕事が、実際にお客様の事業の変化につながったと感じられる瞬間は、本当にうれしいものです。
制作物を納品して終わるのではなく、
その仕事が、お客様の事業にどうつながったのか。
そこまで見ながら関わっていけることに、今は大きなやりがいを感じています。
ENoneを始めた、もう一つの理由
ENoneを始めた理由には、仕事そのものとは別に、もう一つ大きな思いがあります。
それが、犬の保護活動に関わることです。
保護犬活動には、医療費、食費、飼育環境の維持など、多くの資金が必要になります。
以前から犬の保護活動に関わりたいという思いがありました。
ただ、会社員として働きながら、自分の給与の中だけで継続的にその活動を支えていくことには、現実的な限界も感じていました。
それなら、自分で事業をつくる。
自分の力で事業を成長させる。
そこで生まれた利益や、自分が身につけてきた知識・技術を、犬の保護活動にも還元できるようにする。
そんな循環を自分で作りたいと思ったことも、独立した大きな理由の一つです。
今のサイトにも、保護犬・動物保護活動を行う方々へのプロボノ支援について掲載しています。
Webやデジタルの知識を使って、情報発信や譲渡、寄付などにつながるお手伝いをする。
少しずつですが、以前からやりたかったことを形にできるようになってきました。
事業を通じてお客様の力になること。
そして、その事業で得たものを、また別の誰かや社会に還元すること。
そんな循環を、これからもっと大きくしていきたいと思っています。
「事業パートナー」と呼ばれる存在を目指して
ENoneがWeb制作を大切にしていないわけではありません。
むしろ、これまで学び、経験してきたWeb制作は、今でも自分の大切な強みです。
ただ、それだけに役割を限定したくないと思っています。
サイトを作る必要があれば作る。
集客を改善する必要があれば、その方法を考える。
業務そのものに課題があれば、そこまで見る。
自分だけでは難しい専門領域であれば、必要に応じて他の方の力も借りる。
そうやって、お客様の事業にとって必要なことを一緒に考えられる存在でありたい。
お客様の事業に向き合う中で、ENoneの役割をどう表現するのが一番しっくりくるのかを考えてきました。
その中で、今一番近いと感じているのが、
「事業パートナー」
という言葉です。
もちろん、経営のすべてを理解しているわけではありません。
できることにも限界があります。
だからこそ、分からないことは調べる。
お客様の話を聞く。
事業を理解する。
必要なことを考える。
そして、自分にできることは実際に手を動かして形にする。
その繰り返しを大切にしていきたいと思っています。
これから、このサイトで伝えていきたいこと
これから「ジャーナル」でも、
実際の支援で考えたこと。
Webやデジタル施策について感じていること。
お客様との仕事から学んだこと。
事業を続ける中で考えたこと。
そして、保護犬活動への取り組み。
そうしたことを、少しずつ発信していきたいと思っています。
ENone自体も、まだまだ成長途中です。
だからこそ、お客様と一緒に考え、試し、振り返りながら、良い仕事を一つずつ積み重ねていきたい。
地域の事業に、相談できる事業パートナーを。
それが、これからENoneが目指していきたい姿です。
